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第63話 エキドナ対殺戮の女神

last update تاريخ النشر: 2026-06-19 15:55:41

 イダスがヒューイに尋ねた。

「エキドナというのは、先日おっしゃっていた原初の神の子供ですね、ヒュドラを生んだという、ラドンというのは?」

「ラドンも、エキドナが生んだ子供だ!眠らない竜だエキドナは、それ以外にケルベロスやキマイラやとんでもねぇ怪物をいっぱい生んでる」

 グレンが話しに入ってきた。

「ラドンは、ヘスペリデスの黄金のリンゴを守っていた竜ですよね、確かヘラクレスに倒されたとか? 」

 ヒューイが、「ああ!そうだ!お前、詳しいな、だがあそこにいるのもラドンだ!もしくはラドンに似た竜かもしれん、どちらにしても俺達がかなう怪物じゃあねぇよ」

 タヌキンナが「キマイラも、エキドナの子供何ですか?」

「何だ!タヌキンナ、お前キマイラを知ってるのか?」

「はい!アントリュウス様が、子供のとき遊びながら簡単に殺しちゃいましたよ」

「まあ、アントリュウス様ならそのくらいやるだろうが、エキドナが相手となるとアントリュウス様でもてこずるぜ、ラドンも苦戦してきたらエキドナが守るだろうからな」

 グレンが「では、ここにケルベロスもいるかもしれないって事ですか?」

「可能性は、ある!ケルベロスも一匹でないかも、ケルベロス以上のケルベロスがいるかもな!」

 タヌキンナが助言した。

「もし、ケルベロスが出てきたら、直ぐに退治したほうがいいですよ!」

 ヒューイが「何かあるのか?ケルベロスに!?」

「いや、なんとなく嫌な予感がするんですよ!犬系ですから、アントリュウス様に懐いたらどうします?」

「懐く!?」

 ヒューイが言葉をもらした。

 イダスもあり得ると思った。

「神龍を子供と言ってペットにするくらいだ!ケルベロスが懐いてきたら殺せないだろ!」

「アントリュウス様は、心が読めます!敵意が無くて懐いてきたら飼うでしょ」

 タヌキンナは、アントリュウスの性格をよくしっている。

 グレンが「ケルベロスを飼うなんていいだしたら、周りは、大変だろアントリュウス様以外には、懐かないだろ」

「はい、アントリュウス様に飼うのは大変です!と言っても、そうよね、首輪が3つも必要よね!と天然ボケをすると思います」

 全員、それは、あり得ると思った。

 タヌキンナが、熱く語った。

「飼ったケルベロスは、アントリュウス様の前では、可愛く芸をすると思います!ですがご主人様がいなくなった後、寝っ転がって、あ~あ疲れた、飯!とか私達に言ってくると思います」

 イダスは、真面目に聞いていた。

「流石、動物の神、習性を知ってるなあ!」

「アントリュウス様は、優しいのです!困ったケルベロスちゃんを見捨てられなくなります!これ以上ペットは、増やさないでほしいです」

 ケルベロスが、出てきたら全員、真っ先に退治しようと思った。

 アントリュウスとエキドナの戦いを見て、イダスが、

「エキドナはどうするんですか?」

「どうするも、こうするも、俺達じゃ足手まといだろ、それより俺達も用心しねぇと、エキドナが生んだ怪物が現れるかもしれねぇぞ!あの、ラドンだって一匹とは、限らねぇ!」

 アントリュウスは、エキドナに苦戦していた。

 こんな強い敵は久しぶり⋯

 剣でエキドナの首を斬りかかったが首の肉が硬く1cmくらいしかくい込まなかった。

 エキドナが殴りかかってきた!アントリュウスは、オーラを使って防いだが、エキドナの尻尾で殴りかかられ、アントリュウスが、吹っ飛んで転げ回った。

 エキドナは、転げ回ったアントリュウスに、すかさず攻撃を仕掛け、火を噴いたアントリュウスは、とっさに見えない速さで逃げた。

 ヒューイ達は、呆然とした。

 イダスが「アントリュウス様が逃げ回るなど」

 ヒューイが焦った。

「まさか!アントリュウス様が負ける何て事⋯」

 タヌキンナが、怒った口調で言った。

「アントリュウス様は、負けません!ここまで追い込まれたお姿を見るのは久しぶりです」

 タヌキンナは、興奮して語った。

「アントリュウス様は、追い込まれると自ら能力を覚醒させて本気で戦います!」

「本気!?俺達が知ってる戦いは、本気じゃないって言うのか?」

「あんな物、本気ではありません、本気になったアントリュウス様は、異常に強いです!天界の果てで、私達は、何度も殺されそうになりました!その度にフローラ様は、能力を覚醒させて本気で戦いました!その戦い方から殺戮の女神と呼ばれてました」

 案内をしている二人の先住の神の顔色が変わった。

「まさか、殺戮の女神 フローラは、アントリュウス様の事何ですか!?」

 ヒューイが先住の神を見た。

「お前達、その噂を知ってるのか?」

「そりゃ知ってます!天界の果てで知らない者はいませんよ、その噂は、この一つ目の国にも流れてきてます!一年前から突然姿を見せなくなったと、死んだものかと思ってました」

「どんな噂なんだ?」

「はい!戦いを楽しむ殺戮の女神 フローラは、敵を簡単には殺さず、相手が死ぬ直前で覚醒するのを待ち、何度も苦しませて痛めつける!敵の断末魔の叫びを音楽を聴くかのように楽しむ、あまりにも殺し方が残酷だと、まさかアントリュウス様の事だったとは」

 タヌキンナが口を出した。

「断末魔の叫びを音楽!?それはちょっと盛り過ぎだけど、本気になったアントリュウス様は、戦いに芸術性を感じてしまい戦いを楽しみます!笑いながら楽しそうに敵と戦います!天界の果てでは、笑って神を殺す、殺戮の女神 フローラと言われてました」

 ヒューイ達が「自ら覚醒!?これからまた強くなるのかアントリュウス様は?」

「はい!窮地に追い込まれたアントリュウス様は、覚醒して本気で戦います!」

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